銚子ヶ峰(母碁石手前まで)
本当は北アルプスの爺ヶ岳へ行きたかったんやけど、前日車中泊や夕方までの自由時間が無く諦めました。
で、白山石徹白道の末端から銚子ヶ峰へ。自宅から荒島岳の登山口まで1時間、とんでもない数の車が停まってました。
そこからまだまだ奥へ進みます。九頭竜から石徹白への道はかなり細く心細い。それでも大勢の渓流釣り客でにぎわってました。
白山中居神社からさらに細い林道をいくと小さな落石多数。山深いな。
自宅から2時間、登山口に着くともう車が10台ほど停まって居ましたが出発済みみたい。
420段在ると言う石段を早速登ります。
先週はまだ雪に埋まってたみたいやけどすごい勢いで溶けてるんやなあ。
登り切ったら樹齢1800年!の杉の木とご対面。
立山杉とどっちが太いか?こっちかな。
しばらくつづら折りの道を行くと展望が。
雪が途切れ途切れに出だして、一面雪になったらショートカットの斜面を登る。
登り切ると毎年雪に押されまくってグルグルになったブナが。
ちょっと急な坂を登り切ると別山が。格好いいねえ。
左手には目指す銚子ヶ峰が!
この坂が銚子ヶ峰の一つ手前の峰ですが、小心な僕はたった30度のこの坂が恐い。
特に左の斜面は谷まで一直線で止まる所が無いのが。
笑われる位絶対どおってことないんですが、朝から誰にも会ってないので不安。
母御石(ははごいし)もどうしたん?と言っているようですが、怖じ気づいて帰る事に。
情けないなぁ。どうしたらこの心を鍛えれるのかな。
もっと頻繁に雪山を歩けばいずれ平気になるんかな。
ホンマはこんな日記は書きたくないけど・・・。
それでもココで標高1700m、荒島より高いぞ。
なんだかモヤモヤした気持ちでブナの種を拾いながら下りました。
(ほとんど虫が食べてました。残念)
帰りは九頭竜温泉「平成の湯」へ。初めて入りましたが、荒島岳が見えて良い。
桜もまだ散り残っていて季節が少し巻き戻されたみたい。
もうちょっと雪が溶けたら三ノ峰まで行こうと思います。