白馬鑓温泉スキー
念願の鑓温泉スキーツアーに行ってきました!
メンバーは初めてお会いする、
bakuさん、takkuさん、kooriさんに僕も混ぜていただきました。
前日5月3日の深夜12時に猿倉到着。
すぐにシュラフに潜り込みますが中々寝付けません。
段々気温が下がり寒いのでインナーシーツを使用
そのうちアイドリングする車が現れイライラ(-_-メ)
満天の夜空ですが、寒いし外には出ず。
気が付いたら寝てた。1時間位は寝れたかな?
朝四時半、用意を始めたら
bakuさんが見えて始めましてのご挨拶。
こちらから伺うつもりでしたのに、本当に申し訳ありません。
7:00、猿倉荘発
ツボで直登し、林道ショートカット台地迄はすぐ。
台地は広く開放的、大雪渓はどこ?
帰りは漕ぎか?平坦やな。
小日向のコルへ300程の登り
白馬岳がくっきり見えます。YAMAさん達はまだ山荘で雪の緩み待ちかな?
微妙な緩み具合、シールがスリップして疲れます。
2m程滑り落ち、袖をまくってたので擦りむいて痛い。
更にハイドレーションの飲み口が吹っ飛んでダダ漏れ。
かがむ度にドバドバ水が・・・。
シールが雪面に多く接する様考えてジグを切りコルまで登りきった。
先行するボーダー達。
白馬鑓ヶ岳が見えました。
対面の鑓沢に目指す鑓温泉を確認。
シールを剥がして湯ノ入沢源頭まで標高差200m程滑ります♪
杓子岳側をトラバース気味に源頭まで200程滑ります。
もう「あっ!」ちゅう間に上り返し地点。
あと400の登り。
30度位の登り易い斜面です。
ディアミールの短いクトーを付けますが、効果は???
ブンリンのクトーが欲しいなあ。
鑓温泉へ行く学生ボーダーグループが先行しています。
なかにはゲレンデブーツの人も!
えっちらおっちら行くと温泉発見。
色々な山行記録で見たままの鑓温泉。
鈍った体の動きは遅く立ち止まる事もしばしばでしたが
11:00、鑓温泉到着です。
後ろには行った事の無い頸城の山々。
小屋はまだ畳まれたまま。
銭湯並みに混んでます、でも湯船内には数人。
何でって?
めっっちゃ熱い!
多分湯温55度位有りそう⁉︎
宇奈月温泉なんか目ぢゃありません。
シャベルを持った人が雪を常に投入してへんと10秒も浸かってられへん!
裸足で雪の上に立ち僕も雪合戦に参加しますが、足がチョー冷たい!
我慢出来ず湯に入るも直ぐに足が真っ赤になります。
もーどないせ〜ちゅうねん。
余りの熱さに顔が引きつります!!
さっきダダ漏れで水の無くなったハイドレーションパックに雪を詰めて湯船で溶かします!
こういう時に熱い湯は便利やわー。
学生さん達の雪大量投入のおこぼれを頂戴しマッタリ1分ほど浸かって終了。
奇遇にも、雪山講習会の講師Mさんと越前甲でご一緒した
お弟子さんもいらしてました。
こんこんと湧き出る湯は溢れて滝の様に流れています。
そしてクレバスの様に雪を溶かしていました。
温泉を堪能した体はだるいんですがさっぱりしました。
鑓沢中間部は綺麗で広大なゲレンデ。
下手でも楽しい!
takkuさんを始め、みなさんスキーが上手くて羨ましいです。
源頭まで下ると妖怪板掴みに初遭遇。
ストップスノーってこういう事なんや。
やれやれ200m登り返しです。
振り返ると鑓沢が輝いていました。
来た道と同じようにトラバースしながら登りますが、朝から少し落石が増えていて最後の崖下だけは
用心深く登りました。
さあシールを剥がして後は下るのみ。
名残惜しく鑓温泉を眺めたら滑ります。
最初は僕には中々の急斜面。35度位かな?
台地まで下りると縦溝だらけで滑りにくいです。
どうしても踏ん張ってしまいモモが疲れます。
少しみなさんをお待たせしましたが、それなりに滑って
猿倉14:40着。
往復約11km
累積標高差1250m
荒島岳位でした。
ボーダーや壺足も多かったし
混成パーティーにも良い所だと思いました。
ただガスると台地は少し迷うかもと思います。
斜度があまりきつく無いので雪崩も少なそうですが
落石はあちこちに転がっていました。
僕の今の力だとこの辺りが釣り合ってるのかな?なんて思いました。
山スキーの良さも程よく発揮出来るルートでとっても楽しかったです。
快く同行させて頂いたbakuさん、takkuさん、kooriさん、
どうもありがとうございました。
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